Q&A
Q&A

インレビックに関するよくあるご質問と回答を掲載しています。詳細は各種資材をご確認ください。

Q1. インレビック投与前に必要な検査は何ですか
インレビック投与開始前には、以下の検査を実施してください。
・ビタミンB1(チアミン)濃度測定
・肝炎ウイルス、結核等の感染の有無
・血液検査(血球数算定、白血球分画等)
・肝機能検査
・眼の異常の有無を確認

詳細は適正使用ガイドp.12をご覧ください。
Q2. プレメディケーションの必要はありますか
ウェルニッケ脳症を予防するため、必要量(1日100mg以上を目安)のビタミンB1経口剤を併用してください。本剤投与開始前にビタミンB1(チアミン)濃度を測定し、ビタミンB1の減少が認められる患者に対してはビタミンB1を補充してください。ウェルニッケ脳症の徴候又は症状がなく、ビタミンB1濃度が正常範囲より低いが、30nM/L以上の場合はビタミンB1補給量を1日用量の2倍(100mgから200mg)に増量してください。

また、嘔吐、下痢等からビタミンB1欠乏を含む低栄養状態等の悪化を引き起こす可能性があるため、制吐剤又は止瀉剤の予防投与を検討してください。

詳細は適正使用ガイドp.13,14をご覧ください。
Q3. インレビック投与時にビタミンB1(チアミン)管理はどのように行う必要がありますか
本剤の投与により、ウェルニッケ脳症を含む重篤な脳症が発現し、死亡に至った症例が報告されています。
本剤投与開始前にビタミンB1(チアミン)濃度を測定し、ビタミンB1の減少が認められる患者に対してはビタミンB1を補充してください。
本剤投与中はビタミンB1経口剤100mgの連日投与を行い、脳症の発症に注意してください。
脳症を疑う症状が認められた場合には本剤を休薬し、ビタミンB1注射等適切な処置を行ってください。
ウェルニッケ脳症はビタミンB1の欠乏により発症するため、ビタミンB1予防投与によりリスク軽減が可能です。
悪心、嘔吐、下痢などの消化器系有害事象はビタミンB1欠乏のリスク因子となるため、制吐剤又は止瀉剤の予防投与を検討するなど適切に管理してください。

詳細は適正使用ガイドp.14をご覧ください。
Q4. ウェルニッケ脳症を疑う初期症状について教えてください。
ウェルニッケ脳症の初期症状として、運動失調、眼球運動障害(眼振、複視等)、傾眠、錯乱、記憶障害等が知られています。

詳細は適正使用ガイドp.14をご覧ください。
Q5. ウェルニッケ脳症の対処法について教えてください。
・ 脳症を疑う神経学的所見が認められた場合、Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬してください。回復後、休薬前の投与量から1用量レベル下げて投与再開してください。ウェルニッケ脳症の場合には、投与を中止してください。
・ ビタミンB1欠乏症の症状又は徴候が認められる場合など、必要に応じてビタミンB1濃度を測定し、濃度に応じて対処してください。
・ 運動失調、眼球運動障害(眼振、複視等)、傾眠、錯乱、記憶障害等が認められた場合には休薬し、ビタミンB1注射(静脈内又は筋肉内)等適切な処置を行ってください。また、神経内科医との連携の下、頭部MRI 検査等を実施し、ウェルニッケ脳症と診断された場合には本剤の投与を永続的に中止してください。

詳細は電子添文、適正使用ガイドp.14をご覧ください。
Q6. インレビック投与中にはどのようなモニタリングが必要ですか
投与中は以下の項目について、モニタリングをしてください。
・(必要に応じて)ビタミンB1(チアミン)濃度測定
・感染症
・定期的な血液検査(血球数算定、白血球分画等)
・定期的な肝機能検査
・定期的な眼の異常の有無の確認

詳細は適正使用ガイドp.12をご覧ください。
Q7. 貧血の対処法について教えてください
Grade3以上の赤血球輸血を要する貧血の場合、Grade2以下又はベースラインに回復するまで休薬してください。回復後、休薬前の投与量から1用量レベル下げて投与再開してください。
Q8. 好中球減少症の対処法について教えてください
Grade4の好中球数減少の場合、Grade2以下又はベースラインに回復するまで休薬してください。回復後、休薬前の投与量から1用量レベル下げて投与再開してください。
Q9. 血小板減少症の対処法について教えてください
出血を伴うGrade3の血小板数減少、Grade4の血小板数減少の場合、Grade2以下又はベースラインに回復するまで休薬してください。回復後、休薬前の投与量から1用量レベル下げて投与再開してください。
Q10. 肝機能障害の対処法について教えてください
Grade3以上のALT、AST、ビリルビンの増加を認めた場合は、Grade1以下又はベースラインに回復するまで休薬してください。回復後、休薬前の投与量から1用量レベル下げて投与再開してください。Grade3以上が再発した場合には、投与を中止してください。
肝機能検査値が回復するまで、週1回のモニタリングを行ってください。
フェドラチニブの投与を再開した場合、少なくともその後の3サイクルは2週間ごとに肝機能検査を実施してください。
Q11. 間質性肺疾患の対処法について教えてください
胸部X線検査等を行うなど患者の状態を十分に観察してください。異常が認められた場合には、休薬、減量又は投与を中止するなど適切な処置を行ってください。必要に応じて呼吸器専門医へのコンサルトも考慮してください。

詳細は適正使用ガイドp.23をご覧ください。
Q12. 心血管系事象の対処法について教えてください
患者の状態を十分に観察してください。異常が認められた場合には、休薬、減量又は投与を中止するなど適切な処置を行ってください。必要に応じて循環器専門医へのコンサルトも考慮してください。

詳細は適正使用ガイドp.22をご覧ください。
INR_HM_913_01(2026年6月作成)